太陽活動の低下で2030年に氷河期到来?やりすぎ都市伝説

太陽活動の低下で2030年に氷河期到来?やりすぎ都市伝説

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近年、科学者の報告では、2021年から徐々に気温が下がり始め、2030年までには地球に氷河期がやってくると言われています。数年前までは、地球温暖化といわれ、地球の温度の高まりを不安視する声を聞いていたが、今度は反対に気温が下がってしまうとのことである。真相に迫っていきます。

 

近年にもあった氷河期

17〜19世紀の間に、”ミニ氷河期”のようなものが地球を襲い、地球全体の平均気温が2度下がったといわれています。2度くらいなら大したことないじゃないかと思われるかもしれませんが、特に冬の気温の下がりようはひどく、イギリスのロンドンを海とつなぐテムズ川が7週間にも渡り凍結したといわれるほどです。

凍結したテムズ川

中世では、主な交通手段は河川を利用していました。そのため、テムズ川のような主要な河川が凍ってしまって使えなくなると、産業全体がストップしてしまうのです。こうなると、食料や生活用品の供給もできなくなり、さらに家畜も死んでしまい、数千人もの人々が亡くなりました。

 

太陽の影響力

地球は太陽との絶妙な距離感のバランスによって、生命が育まれています。もっと太陽に近かったら熱すぎて、遠かったら冷たすぎて人類を含め生命はここまでの生きてこれなかったでしょう。そんな絶大な影響力を持つ太陽なので、太陽の研究は今でも盛んに行われています。

 

太陽系科学者の発表

そして、最近ある太陽系の科学者から発表があったのです。

「太陽はもうすぐ、大幅な活動減少期に突入するため、2030年までに地球は小型の氷河期を迎えることになるだろう」と。

 

太陽系科学者の根拠

太陽系科学者は太陽活動が盛んであるかどうかの指標として太陽の「黒点」に注目しています。黒点は、太陽の表面内で”周辺よりも気温が低い部分”のことですが、この黒点の数が劇的に減少しているのです。『黒点が減少している=気温が低いところがない=熱い=地球もあったかい』というわけではありません。

 

『黒点が減少している=太陽の表面全体が低い=冷たい=地球も冷える』

 

ということなのです。実際、17〜19世紀の間に観測された”ミニ氷河期”のときには、通常4~5万ほど確認できる黒点が、およそ50個ほどしか観測できていなかったようです。

 

太陽の黒点とは?

観測時に、太陽の表面上で周り温度より低い場所のことです。周りは、黒く映りますが、これを「黒点」と呼んでいます。

 

最後に

地球温暖化ならぬ地球寒冷化が予測されているということを紹介しましたが、たしかに大方の予測では地球の平均温度は下がると言われていることは事実です。しかし、16世紀のころと明らかに現代では、暖房器具の普及や交通インフラの整備が行われているため、甚大な被害(映画デイアフタートゥモローのような事態)にはなり得ないと考えられています。とはいえ、詳しくは分かりませんが農業に携わる人などには少なからず影響が出てくる可能性がありますので、気になさりすぎず、さらなる具体的な情報をキャッチアップするように心がけてください。