metoo運動とは?海外から日本へ広がるセクハラ撲滅

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2017年からSNSを中心に盛り上がりを見せているmetoo運動。このmetoo運動とはそもそも何か?ハッシュタグ(#metoo)の意味とは?今後の展開は?気になるこちらのワードを説明していきます。

 

metoo運動とは

2017年にハリウッド映画の大御所プロデューサーであるワインスタインからのセクハラ被害を受けたとして、ハリウッド女優のアリッサミラノがTwitterを使って、「私のようにセクハラ被害を受けているのに誰にも言えずに我慢している人いるでしょ?そんな人は”Me Too(私も)”と声をあげて」と呼びかけたことから始まった運動です。

 

セクハラの仕組みと撲滅策

基本的にセクハラは明るみに出づらく、心理的作用を利用した極めてズルい犯罪である。人は”社会的な生き物”で、誰かに認められたい、組織に所属したい、夢を実現したいといった欲求を持っています。こういった欲求は、上司や受注取引先といった権力を持っていて立場の強い人からの圧力によって簡単に脅かされてしまいます。つまり、セクハラは”表面的な言葉”に対して不快感の要因があるのではなく、”関係性”にこそ真の要因があるのです。どういうことかというと、友人や同僚といった対等な立場に置いてはセクハラは起こりづらく、上司や部下、先輩といったように”立場に差”が存在すると、どちらか一方(立場の弱い側)は我慢をする必要性にかられてしまう状況になってしまう。立場が弱い側は、立場の強い側からの要求に対して「我慢できるかどうか」「理不尽かどうか」などの基準を持ちつつ、その基準に対して”多数からの共感が得られるかどうか”という尺度ではかっていくことになり、多数の共感が得られるという自信が持てれば告発が選択肢の1つとして挙がってくる。とはいえ、セクハラは性的問題が絡むこともありなかなか言葉にするのが難しいというハードルもまたさらに存在する。metoo運動は、「共感をし合い」「励ましあい」、「セクハラ被害が認められる事例」を増やすことで、みんなで壁を乗り越え、ハードルを低くしてセクハラ撲滅を目指していっているのです。

 

ハッシュタグ「#MeToo」

女優アリッサミラノの呼びかけに対し、全世界中でハッシュタグ「#MeToo」を使った”セクハラ被害の告白”や”セクハラ告発運動”が行われるようになりました。日本でもこのハッシュタグを使って、「就職活動中に受けたセクハラ」「仕事での契約の条件としてのセクハラ」などの告発が行われるようになっています。

 

metoo運動の今後

今後、よりこの運動が周知されることでセクハラ被害が減ることを信じてやまないが、冤罪(えんざい)のリスクも出てくることは懸念点としてある。セクハラ被害を訴える事で、慰謝料や示談金などのお金のやりとりが発生するケースも多々あり、このお金を目的にした告発が出てきてしまう可能性があるのです。とはいえ、まずは個人の意識としてセクハラ加害者になりうる立場の強い人は”勘違いされるような行動”はしないという意識が大切である。

 

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