2018年4月 VRの現在と未来

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vrのイメージ

2018年、VRはどこまで進化したのか、現在の状況と今後の発展をご紹介します。

 

VRとは

Virtual Reality(ヴァーチャル リアリティー)の頭文字をとったもので、仮想現実の意味。人間は5感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)を使って世界を認知しているが、この5感に対して疑似的、人工的に刺激を与えることで、あたかも現実世界であるかのように錯覚させる技術のこと。

 

VRの市場規模

VRは2018年現在の市場規模は、3000億円ほどと言われています。しかし、2022年までにはおよそ10倍の2兆7000億円までの産業になると考えられています。

 

VRを活用するための機器の最前線

現在、VRを体験をするために最もポピュラーなものは、VRゴーグル(ヘッドセット)です。しかし、このVRゴーグルを使用するには、多額の費用がかかったり、高性能のパソコンと接続したりしなければならなく、まだまだ普及するには様々な問題を抱えています。

もちろんVRゴーグルを開発しているOculus(オキュラス)やSony(ソニー)、HTC(エイチティーシー)などといった企業はこの問題を解決するために様々な取り組みを行っています。

様々なVRゴーグル

OculusのVRゴーグル・・・6万3000円ほど(2018年4月)

Oculus Rift cv1 製品版 2016 オキュラス リフト (Oculus Rift cv1 製品版) [並行輸入品]

 

SONYのVRゴーグル・・・5万円ほど(2018年4月)

SONY 3D対応ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T1

 

SONYのPS VR・・・4万円ほど(2018年4月)

手軽にVRを体験できるということで人気になったPS VR。価格は他に比べて安いが、画質が低い。

 

HTCのVRゴーグル・・・9万円ほど(2018年4月)

 

全体的に価格は下がって来てはいるものの、高性能のパソコンがないと使用できないため普及にはまだ時間がかかりそうである。

 

手軽にVR体験 モバイルVRヘッドセット「Daydream View」

費用をかけず、高性能パソコンがなくてもVRを体験できるものとしてパッと頭に思い浮かぶのがスマートフォンを利用したVR体験を実現するモバイルVRゴーグルではないだろうか。スマホをヘッドセットにはめ込むだけで使用が可能ではあるが、まだまだその精度が低く、眼の焦点が合いづらかったり、動きの速いアニメーションには処理が追い付かないようです。価格は8000円ほどです。

 

スマホを使わず、高性能パソコンもいらない VR機器「Oculus Go」

スマートフォンではVRの映像を処理しきれないし、だからといって高性能パソコンを買うのも費用がかかるし、VRのためだけに高性能パソコンを買うのは…といった方に向けて、Oculusが開発したOculus Go。価格も、およそ2万2000円ほどでぐぐっと抑えられています。

 

 

VR機器に革命を起こすアイトラッキング技術

現在VR機器は、見えてない部分の映像まで処理してしまっているので超高性能パソコンが必要なのです。では、処理する映像が目に見えている部分だけでよくなれば、処理する量は大幅に削減されます。これを可能にするのがアイトラッキング(視線追跡)技術です。その人がどこを見ているのかを判別することができる技術で、映像処理範囲の削減以外にもコントローラーとしての活用も可能です。

 

VR映像コンテンツはどのように作っていくのか

VRヘッドセットがより多くの人気を獲得し、普及するにはやはりのその機器で体験できるさまざまなコンテンツが必要です。そこで、1つキーになるのが「360度動画」です。スマホで撮影した360度動画がそのままVRコンテンツとして公開できたら、コンテンツ量は自ずと増えていきます。この取り組みをFacebookではすでに実践していて、すでに360度動画や360語画像を共有することができます。

 

映画とVRの親和性

映画とVRの親和性は高く、誰もが一度はこの映画の中に入り込めたら…と考えたことがあるだろう。VRに対応した映画が作られていくことはもちろん、これまで作られた2D映画がVR用に変換されていくということも行われていく。

 

ショッピングとVR

ネットショッピングでは実際に手にとることができないので実際のサイズ感などがわからないし、実際に店舗に行くには時間と手間がかかる…ここで登場するのが、VR ショッピングです。実際に、中国の大手ショッピングサイトを運営する「Alibaba」はVRでショッピングを楽しめるサービスを展開しています。今後は、試着や肌ざわり、質感などの再現まで追求されていくと考えられます。

 

現状の課題

現在VRヘッドセットを楽しむには、電源コードやパソコンに接続するためのコードなど、実に多くの配線を行わなければなりません。今後はワイアレス(無線)でのセットアップが期待したいですね。また良質なVRコンテンツを生み出すVR技術者やVRデザイナーのニーズが今後高まっていくことが予想されます。

 

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