手塚治虫のばるぼらが実写映画化!狂気の設定とストーリー

手塚治虫のばるぼらが実写映画化!狂気の設定とストーリー

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2019年公開予定!狂気の設定とストーリーで問題作と言われた手塚治虫のばるぼらが稲垣吾郎と二階堂ふみのW主演で実写映画化!気になる漫画での物語を紹介していきます!

 

ばるぼらとはどんな作品?

「ばるぼら」は手塚治虫作品の中でも、セクシュアルな表現が多く大人向けの作品といえます。1972〜1973年に連載された「奇子(あやこ)」に続く作品で、1974〜1975年にビッグコミックで連載されました。「奇子」と「ばるぼら」は手塚治虫ファンの間でも特に危険な領域に踏み込んだ”問題作”と評される作品になります。

主人公は異常性欲の人気作家

「ばるぼら」の物語の主人公は人気の売れっ子作家「ミクラ ヨウスケ」。出版社の人間や政治家が自分の娘をミクラの元に嫁がせようとするのですが、その魂胆はミクラの作品を自分たちの出版社から出したいというものであったり、ミクラの名声を利用しようとするものでした。一方で、ミクラは自らの”異常な性欲”に頭を悩ませていました。

謎の美女ばるぼらと出会う

そういった中、ある時、ミクラは泥酔する女性「ばるぼら」を見かけ、介抱したことをきっかけに友人関係となります。ミクラは異常性欲者で、動物にも生きていない物にまで興奮するほどの性欲を持っており、ばるぼらはそのケアをすることになります。こうして二人の関係は深まっていき、ミクラにとってばるぼらはかけがえのない特別な存在へなっていきます。

ばるぼらの母

ばるぼらの過去を知っていくにつれて、ミクラは彼女のことを人間ではないと思うようになっていきその不思議な魅力にどっぷりと浸かっていくことになります。漫画ではこんなシーンが描かれます。立ち寄った新宿のバーでばるぼらのお母さんムネーモシュネー(Munemoshune)と出会います。この名前はギリシャ神話で登場する女神ムネーモシュネー(Mnemosyne)と極々似た名前であることから、ばるぼらは女神ムネーモシュネーが生んだ9人の女神「ミュゼ」の一人であると考えるようになります。

混沌に導かれるミクラ

ばるぼらの不思議な魅力に浸かり込んだミクラはその精神が解放されて、自身のサディスティックな面が日常の生活で露わになっていきます。

 

類似作品

IL

1969-70年に連載されたILは、ばるぼらまでの複雑さは無いまでも、映画製作者の現実とファンタジーの間での破滅が描かれており、ばるぼらと設定・ストーリーとしては近いものがあります。

奇子・アドルフに告ぐ

狂気と衰退という点で言えば、第二次世界大戦がキーワードとなっているこの2作品も全体的な構成は近いものがあります。

 

2019年実写映画化!

元SMAPの稲垣吾郎が主人公ミクラ、ばるぼらを二階堂ふみが演じて実写映画化されることがわかりました。そして監督を務めるのは手塚治虫の実の息子「手塚眞」というからとにかく話題もりもりです!

手塚眞

手塚眞は1961年8月11日生まれの様々な映像制作に携わるクリエーターです。これまでに「妖怪天国」「白痴」「ブラック・ジャック ふたりの黒い医者(アニメ)」などの映画を中心に、ドラマやCM、ミュージックビデオなど様々な映像コンテンツのメガホンを取っている人物です。

公開日

映画公開日は未定ですが、2019年中の公開を予定しています。