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絵画小説?美術作品を物語にする原田マハのオススメ書籍

NHKテレビ「SWITCHインタビュー」で話題の原田マハは、ピカソやゴッホなどアートの世界を小説にする作家さん。読むべきオススメ書籍やプロフィールも紹介していきます。

 

原田マハとは

原田マハさんは、史実とフィクションを織り交ぜながら、ピカソやゴッホなどの絵画作品の魅力を小説にしているアート小説家です。また美術館等でフリーのキュレーターとして美術品の鑑定や研究もしています。

キュレーターとは

キュレーターとは、美術館などで美術品の艦艇や研究・保存の管理監督、展覧会の企画・構成・運営などを行う専門職のことです。

ベストセラー「本日は、お日柄もよく」

原田マハさんといったら、大ヒットを記録したベストセラー小説「本日は、お日柄もよく」の著者として有名です。

 

原田マハの美術小説

「実際にあった絵画」「実際に存在した作家」「実際にあったこと」「実際にある場所」などをフィクションを織り交ぜながら紡がれるストーリーで、臨場感を持って小説を読むことができるし、勉強にもなるし、美術作品の奥にある背景を知ることでさらに美術の魅力を感じることができる、通常の小説とはちょっと異なる読み物です。

 

原田マハのプロフィール

大学

  • 関西学院大学 文学部 日本文学科 卒業
  • 早稲田大学 第二文学部 美術史科 卒業

経歴

  • モダンアートの聖地・MoMA(ニューヨーク近代美術館)で勤務していた。
  • フリーのキュレーターとして活動

原田マハの由来

作家・ゴヤの代表作に「着衣のマハ」「裸のマハ」があり、この絵画からとった名前と言われています。

 

小説・美術に興味を持ったわけ

小さい頃から絵本より児童文学書を読むほどの根っからの読書好きで、さらに原田マハさんの父親は”「美術全集」のセールスマン”をやっていたということもあり、家にある大量の在庫があったため小さい頃から美術作品に触れる機会が多かったそうです。ちなみに3歳の頃に「レオナルド・ダ・ビンチって絵が上手い」って思っていたそうです笑

レオナルド・ダ・ビンチって言ったら、モナリザですよね。

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そして10歳の頃には、ピカソの作品「鳥籠」を見て、「なんて下手なんだ。私の方が上手いのに。」とピカソをライバル視していたそうです。

出典w-hippopotamus.blogspot.com

小説については、子供の頃に宮沢賢治が好き好ぎて、名作「よだかの星」をマンガ化したそうです笑

絵に興味があったということで、自分で絵を描くこともしていたからこそできる芸当ですよね。

この童話をマンガにするといったように、”別の作品をトランスフォームする”という経験は、現在の原田マハさんのお仕事「美術作品を、小説にする」と通ずるものがありますよね。

 

オススメの書籍

本日は、お日柄もよく

原田マハ作品を語る上で、主演・長谷川京子でドラマ化もされたベストセラー小説「本日は、お日柄もよく」は外すことはできません。OL女子社員が、「スピーチライター」という特殊な職業をする師匠に出会い、その言葉から人生を変えていくというサクセスストーリーで、ストーリーが面白いことは間違いなしでさらにコピーライターなどの職業に付いている人にしたら色々参考になる”考え方”も勉強できるそうです。

 

モダン

モダンアートの聖地として知られるアメリカ・ニューヨークにある「ニューヨーク近代美術館」を舞台にして繰り広げられる美術短編小説です。通称MoMAと呼ばれるニューヨーク近代美術館で勤務しているキュレーターや警備員、デザイナーなどが主人公として登場する短編小説が5編入っています。実際にMoMAで勤務していた原田マハさんだからこそ書くことができる作品です。

MoMAとは?

ニューヨーク近代美術館の別名で、”The Museum of Modern Art”の略です。

 

生きる僕ら

いじめがきっかけで引きこもりになった男性が主人公。母親と二人暮らしで生活する主人公でしたが、ある日母親が突然の失踪、窮地に立たされた主人公は家で年賀状の束を発見し、その中からおばあちゃんから送られてきていた「命ある間に、孫に会いたい」というメッセージを目にします。これをきっかけに蓼科(たけしな)に向かうことにした主人公は、その地で様々な発見・変化をすることになります。「離婚」や「引きこもり」「認知症」などの社会現象が扱われた作品です。