レオパレス施工不良物件は何が問題なのか分かりやすく解説!

レオパレス施工不良物件は何が問題なのか分かりやすく解説!

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設計図通りに作っていない!?問題物件の数、対象、材料費も人件費もケチった!?サブリース(一括借り上げ)契約、人気が出た理由など、レオパレス施工不良問題について分かりやすく解説!

 

レオパレス物件は何が問題なのか

設計図通りに作っていない

当然のことながら、本来物件を建設するときには、どのような物件を建設するのかが書き表された設計図面を見ながら建設していきます。買う側(オーナー)と売る側・作る側(施工)の間で、設計図面をまず最初に作り、費用や納期が決定されて実際に建設が開始されていくはずなのです。しかし、レオパレスではいざ建設が開始されても設計図面通りには建設されず、”手抜き”が行われていたのです。

例えば、外壁の内側に耐火性が高く安全性が高まる「グラスウール」を使用するといった設計図面になっているのにも関わらず、実際には「発泡ウレタン」が使用されていたという事例だったり、「遮音性能を満たしていない材料が使われていた」「耐火基準を満たしていない材料が使われていた」「天井を二重にしていなかった」などの事例があります。

レオパレスの問題物件の数

1996年〜2001年に建てられた1324棟もの数の物件に、施工不良(設計図面通りに作られていない)の疑いがあります。

 

なぜレオパレスは設計図通りに作らないのか?

設計図面ではあるのに実際には無かったり、高い品質のものを使うはずなのに低級の素材が使われているといった事例が多いことから「コストカット」、つまり高いお金をもらって安く仕上げることでレオパレスの取り分を増やそうとしたのでは?と言われていますが、レオパレス側はコストカットが目的ではなく、「作業効率を高めるためだった」と説明しています。

材料費も人件費もケチった!

つまり、レオパレスの主張は「材料費をケチったのではなく、人件費をケチった」ということです。しかし、結局は「材料費も、人件費もケチっている」のです。実際にあった事例で言えば、先ほども紹介したグラスウールを使うはずが発泡ウレタンが使用されていたという件についてもこれが当てはまります。グラスウールは非常に取り付けに手間がかかるのですが、発泡ウレタンはパコッとはめ込むような形で取り付けることができるので、人件費が安くなりますし、材料としての費用も低く収まります。

 

設計図面通りか確認するには?

では、オーナーは設計図面通りになっているかどうかを確認するにはどうしたらいいでしょうか。やはり、建材等は専門家でないと難しい部分も多くありますので、一級建築士などの専門家に「物件」と「設計図面」の両方を見てもらって、きちんと設計図面通りに建設されているかどうかをチェックしてもらいましょう。

 

レオパレスの対応

問題が発覚した物件に住んでいる人たちへ「退去要請」を始め、「引っ越し費用の負担」と「引っ越し先の相談」にも乗るという対応をしています。

 

そもそもレオパレスが人気になった理由

レオパレスといったら、誰もが一度は耳にしたことがあるくらい知名度の高い企業ですし、実際にレオパレスは業績も良く、物件を注文・購入するオーナーからしたら、”信頼感を感じやすい”企業の1つでした。

サブリース(一括借り上げ)契約

レオパレスが人気になった理由の1つに「サブリース(一括借り上げ)契約」の存在があります。サブリース(一括借り上げ)契約は、要は「住人が見つからなくても家賃収入を保証してくれる契約」で、オーナーにとっては非常に魅力的な契約内容となります。

 

今後の展開

最初から設計図面通りに作る気が無かった場合には、レオパレス側の罪としては「詐欺」となりますが、問題物件の建設時期が10数年前にもさかのぼるとなると、「設計図面通りに作る気があったかどうか」を立証するのは困難と言われています。100人を超える規模で民事訴訟が行われると考えられています。