小説講座の神講師!根本昌夫とは?ゴロウ・デラックスに出演

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

元・伝説の文芸誌の編集長で、現在では小説の講師として活躍されている根本昌夫氏の輝かしい功績と神授業の内容の真髄を紹介していきます。

 

根本昌夫とは?

1953年に福島県で生まれ、早稲田大学文学部在学中に、早稲田大学文学部編集室に編集長になります。卒業後、文芸誌「海燕」の前身となる文芸誌「作品」で編集者として活躍します。この後、「海燕」や「野生時代」といった文芸誌の編集長を務め、島田雅彦、よしもとばなな、小川洋子、角田光代などの日本小説界を代表する作家のデビューに携わることになります。2人の芥川賞作家を輩出した小説講座の講師で”神講師”と噂になり、作家の卵から受講志望が殺到しているそうです。

 

文芸誌の編集長時代

根本昌夫氏が編集長を務め、今となっては伝説の文芸誌とまで言われる「海燕」から、干刈あがた、島田雅彦、小林恭二、佐伯一麦、吉本ばなな、小川洋子、石黒達昌、角田光代、松村栄子、野中柊、小手鞠るい、藤野千夜などの人気作家を生み出すことになりました。

 

現在

文芸誌の編集長を退職され、現在では早稲田大学や明治学院大学、法政大学やカルチャーセンターで小説の先生として、講義を行っているようです。ちなみにこちらの講座受講生の中からはすばる文学賞、文藝賞、オール讀物新人賞などの新人賞を受賞する方も数多く出てきているようです。

 

いい小説を書くためには<根本昌夫メソッド>

  • 書き始める前にテーマを設定する
  • 書き始める前に物語全体の設計図を描く
  • 書き出しを魅力的にする
  • 人称にこだわる
  • 登場人物の会話を生き生きとさせる
  • 必ずしも、正確な日本語を使う必要はない
  • 小説に限ることなくたくさんの書き物を読む

 

いい小説の定義

”もう一度読みたい本”をいい小説と定義するとおっしゃっています。

 

いい小説を書くために必要な3つポイント

心の中にあるものを作品に昇華させる

思い付きのアイデアをテーマに書こうとしても、どうしてもその物語を成立させるための”嘘の言葉の羅列”になってしまいます。これは、読者にとって現実感を感じられない、感情移入できないといった事態を引き起こしてしまいます。心にある”本当に書きたいテーマ”を題材に「内面のノンフィクション作品」として言葉を紡ぐことが大切であるのです。もし、書きたいテーマが凡庸なものに感じられてしまうのであれば視点を変えてあげれば必ずそれは特別なものになります。

 

構成をきちんと定めてから書き始める

書き始める前に「何を、どのように」をきちんと定める必要があります。”何を”というのはテーマ、”どのように”というのは文体にあたります。テーマをどのように描いていくのかをできるだけ具体的に、緻密に決めることで、書き始めてからの”ブレ”を無くすことができますし、挫折もしなくなります。

 

小説を重層的にする

小説を重層、つまり複数の層を重ねていくようにすることで、読むたびに新たな発見、深み、気づきが得られるような小説になります。トリックを入れたり、メタファーを散りばめたり、視点を切り替えたりなど様々な工夫によって、小説の重層性を高めることができます。重層性の高い小説は、様々なタイプ(属性)の読書から共感を得ることができますし、これはいろいろな解釈が生まれることも意味します。すると、議論が生まれ、より多くの人に周知されていくことに繋がっていきます。

 

最後に

今後も、根本昌夫さんの元から数多くの人気作家が誕生していきそうですね!また、小説家を志望されていない方でも根本昌夫さんの授業で得られることはたくさんあって、心に響く文章の書き方であったり、小説読者としての読み方が変わって、より小説を楽しめるみたいですよ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加