森友学園と加計学園の違いと何が問題なのかを簡潔に解説

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1年にもわたって、ニュースを賑わせているモリカケ問題。森友学園・加計学園とはなんなのか?何が問題で争っているのか?をできるだけ簡潔にお伝えしています。

 

「森友学園問題」

森友学園とは

幼稚園しかなかったが、理事である籠池さんは新たに小学校を作ろうとしていた。また、開校予定だった小学校の名誉学長には安倍首相の妻である昭恵夫人が務める予定でした。

 

何が問題になってるの?

安倍首相の妻である昭恵夫人が関わっている学校ということで、不公平な取引が行われたのではないかという疑いがかかっています。具体的には、小学校を建てるための土地として本来9億円以上の価値のある場所(国有地)が、わずか1億円で売買されていることが発覚したのです。ここまでの値引きが行われために、力を持った人物の声がけ、あるいは賄賂などがあったのではないかと疑われているのです。

 

8億円もの値下げを行った言い分

値下げの言い分として、ゴミがたくさん埋まっていて、処理には8億円ほどの費用がかかるのでその分安くしたとしています。しかし、この言い分の根拠や値下げを行った人などすべてが謎なのです。

 

改ざんされる公的文書、消える公的文書

そして、国有地の取引契約書の内容が、契約時のものと、国会に提出されたもので異なるという問題です。書かれていたはずの「貸付契約までの経緯」の部分の内容がそっくりなくなっていたのです。ある決め事が行われるとそれはすべて”文書”として残されていくのですが、政治はこの残された”文書”をもとに議論を行っていくのです。そんな根幹となる”文書”を勝手に書き換えてしまったということの重大さは大変なものなのである。

 


 

「加計学園問題」

加計学園とは

加計学園は、安倍首相の学生時代からの友人である加計孝太郎さんが理事を務める学校です。

 

何が問題になってるの?

安倍首相たちが、友達である加計孝太郎さんのために獣医学部を新しく作るサポートをしたのではないかという疑いがかかっている

 

獣医学部というキーワード

まず知っておいてほしいのは、過去50年以上、新しく獣医学部が作られることはありませんでした。それはなぜかというと、獣医師たち(獣医師会)の「既得権益」を守るため。

 

獣医師会の既得権益とは

獣医学部の新設を認めると下記のような状況が生まれます。
獣医学部が増える⇒獣医師が増える⇒獣医師の価格(サービス料)が競争によって下がる、仕事の奪い合いがこれまで以上に激しくなる
すると、獣医師たちの”得られるはずの利益”が減ってしまうことになる。これを防ぐために過去50年間、獣医学部の新設は認められてきませんでした。

 

そんな中、加計学園が獣医学部を作ろうとする

加計学園が経営する岡山理科大学に獣医学部を新設しようと申請し、愛媛県の今治市が「ぜひ今治市に作ってください」と大学誘致に乗り出すのです。しかし、文科省はこれを認めません。

 

諦めない加計学園と愛媛県今治市

およそ10年間にわたり、申請を何度も出し続けました。しかし、これを文科省はすべて却下しました。

 

遂に獣医学部新設申請が認められる

国家戦略特区制度を使って、1校に限り、獣医学部の新設が認められました。
※国家戦略特区制度とは、過去の慣例などを一時的に取っ払って、ある地域に限り例外的にルールを変えてみるという制度

 

京都産業大学が獣医学部作りたいと言い始める

「加計学園に獣医学部の新設が認められるんだったら、うちも大丈夫でしょう。」ということで京都産業大学が獣医学部作りたいと申請を出してきます。しかし、今回は特区に限り認めるという理由で、却下されてしまいます。ここで「首相の友達だから認められたのでは?」なんていう疑いが出てくるのです。

 

いまだ収束をむかえないモリカケ問題、また随時更新していきますね。

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