巨人・内海に続き長野も!人的補償とは?選手の決め方とは?

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巨人と西武、カープの間で人的補償でのトレードが行われ、なんjでも話題になりました。人的補償ってよくわからんけど、という方に向けて、人的補償やプロテクト、拒否権、選手の決め方などについて紹介していきます。

 

人的補償とは

人的補償とは、「野球協約(日本プロ野球界の憲法)」で定められているルールの1つです。「フリーエージェント宣言をした選手を獲得した際には、獲得した球団は選手を獲得する見返りとしてその選手に見合う”お金”や”選手”を渡す」というルールがあり、”選手を獲得した際に、獲得選手の見返りとしてお金を渡すのではなく、所属する選手を渡す”場合に「人的補償」という言葉が使われるのです。

フリーエージェント宣言とは

フリーエージェントやFAと略されることも多いですが、正式には「フリーエージェント制度」というルールのことです。このルールは、「プロ野球選手が所属する球団以外とも自由に年棒などの契約交渉を行うことができる」ルールです。選手が「この制度を使う!」と表明すると、現在所属している球団を含めた色々な球団との間で”獲得合戦”が行われるため、競争によって年棒・契約額が上がっていき”選手がより有利な契約ができる”のです。

しかし、このフリーエージェント宣言は選手なら誰でも使えるというわけではありません。1軍として登録された日数が150日以上に達するシーズンが9シーズンに達した選手だけがフリーエージェント制度を使うことができます。つまり、所属する球団で長い期間活躍してきた選手だけが使えるわけですね。

巨人が人的補償で内海を放出

2019年には、西武ライオンズをFAで退団した炭谷を巨人が獲得しました。その人的補償として、内海を西武へ移籍することになりました。巨人で育て上げ通算133勝をあげた内海を人的補償で放出することに反感を抱く巨人ファンは少なくないようです。

巨人が人的補償で長野を放出

さらに内海と同年2019年。広島カープをFAで退団した丸を巨人が獲得しました。その人的補償として、長野を広島へ移籍することになりました。内海に続いて、生え抜きのスター選手が人的補償で放出されることを残念に思う巨人ファンも多いようです。

 

人的補償選手の決め方

では、そもそも人的補償で放出される選手はどのように決められるのでしょうか。FAによって選手を手放すことになった球団が、移籍先となる球団の選手を好きに選ぶことはできません。人的補償となる選手は、”「プロテクト枠」に入っていない選手から選ぶ”ことになります。

プロテクト枠とは

FAを表明した選手を獲得した球団は、”人的補償で放出したくない選手”として所属する選手の28人だけ除外することができます。この28人を”プロテクト枠に入った選手”と表現され、この28人に選ばれなかった選手を”プロテクト枠から漏れた選手”と表現されることが多いです。

拒否できる?

拒否権はありません。フリーエージェント規約で定められているため、これを拒否すれば規約違反となり、その選手は資格停止選手となり野球界から事実上の永久追放となります。そのため、拒否したい選手は、拒否という形ではなく引退の道を選ぶことになります。