ファーウェイ問題をわかりやすく解説!副会長逮捕、アメリカ・イランとの関係

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ファーウェイのスマホは大丈夫?何が問題なのかをわかりやすく解説・説明します。創業者の娘・副会長は何をしたのか?アメリカのイランへの経済制裁との関係などについて紹介していきます。

 

ファーウェイテクノロジー社とは

ファーウェイテクノロジー(Huawei Technologies)社は中国の通信機器のメーカー企業です。

ファーウェイの副会長が不正な金融取引

ファーウェイの副会長・財務責任者である「孟晩舟(モウ・バンシュウ)」が”アメリカによるイランへの経済制裁”を回避するための不正な金融取引に関わったという疑いがかけられていました。ちなみにアメリカ側は2016年以前からこの捜査を行っていたそうです。

孟晩舟を逮捕

捜査の結果、ファーウェイの財務責任者である「孟晩舟(モウ・バンシュウ)」をカナダのバンクーバーで逮捕しました。孟晩舟はファーウェイの創業者の娘にあたる人物です。

孟晩舟は何をした?

アメリカはイランに対して経済制裁を行なっていましたが、そんな中、ファーウェイはイランに対して製品を違法に輸出していたと言われています。

逮捕の法的説明

なぜ逮捕したのか?その法的な理由としては、香港に本拠地を置くHuaweiが所有しているSkycom社を通じて”アメリカの技術”を使用している特定の機器をイランに売却しようとしていたことです。

 

不正取引が発覚した理由

ではなぜ、ファーウェイとイランの間での不正金融取引がアメリカにバレてしまったのでしょうか。それは、とてもシンプルです。ファーウェイとイランの間での不正取引が行われた銀行(HSBC=イギリスの銀行)がアメリカにチクったからです。

 

アメリカによるイランへの経済制裁

そもそもなぜアメリカはイランに対して経済制裁を行なっていたのでしょう。そしてどういった経済制裁を行なっていたのでしょうか。時は2015年に遡ります。2015年、核兵器を開発しているとの疑いをかけられたイランとアメリカ、イギリス、ロシア、フランス、ドイツ、中国が結んだ「イラン核合意」からイランが一方的に離脱したことを受け、アメリカは原油や金融取引にて経済制裁を行いました。アメリカは日本に対してもイラン産の原油を輸入しないよう要求されました。

 

ファーウェイが嫌われる理由

日本ではファーウェイのスマホはたくさんの人が持っていて人気ですが、世界各国では販売が規制されるなどファーウェイの製品の締め出しが行われています。これは米中での貿易戦争の影響の他に、そもそも安全性に問題点があることが指摘されているということも要因となります。

ファーウェイが危険な理由

ファーウェイ製のスマートフォンが危険な理由についてです。中国にはこんな法律があります。「政府が命じれば、企業・個人・組織は協力、支援する義務がある」という法律です。つまり、「政府が命じれば、ファーウェイ製のスマホに不正にアクセスして情報を抜き取ったりすることができる」ということです。しかも、ファーウェイ製品を通じての情報抜き出しなどといった中国のスパイ活動に実際に使われているとアメリカは主張しています。さらに2020年の8月以降になってもファーウェイ製品を使っている企業とは、アメリカ政府は一切取引はしない事を明言しています。

日本政府は12月7日事実上の排除

2018年12月7日、省庁や自衛隊が使う通信機器としてファーウェイ製品、ZTEを使わないことを決定しました。

日本の3大キャリアも排除

日本の3大キャリアau、Softbank、docomoの3大キャリアもファーウェイ製品やファーウェイの通信設備を採用しないこと決定しました。現在の個人利用のファーウェイ製のスマホについてはまだノータッチです。

 

米中摩擦が加熱するかも!

今世界ではアメリカVS中国の”技術合戦(米中貿易戦争)”が行われているのです。つまりアメリカ企業の製品 VS 中国企業の製品の戦いが行われていてもともと仲が悪いんです。そのため、アメリカは中国の大手通信機器メーカーのファーウェイの製品を使う国を良く思いません。そしてアメリカに見放されたイランに対してファーウェイは製品を不正に輸出したからアメリカが怒ってしまってさらにアメリカと中国の関係が悪化するのではないかと言われているのです。

参考:ファーウェイ問題でアメリカは中国との取引全てを停止する可能性は?

 

米中貿易戦争の行方・結末

どうなる?2019年の米中貿易戦争の行方をわかりやすく解説

 

日本企業への影響

ファーウェイ製品を排除する流れ・風潮が全世界を取り巻いていますが、その余波が日本企業へも降りかかることになりそうです。Huawei問題の日本への悪影響と損害

 

ファーウェイ問題に対する海外の反応

ファーウェイ問題に関する海外の反応と感想

 

2019年ファーウェイ問題

カナダ人の拘束や麻薬の密輸で死刑判決など中国からカナダへの報復行為ともとれる行動が世界でニュースになっています。また、Twitterの投稿をうっかりiPhoneでやっちゃったなんてうっかりファーウェイのニュースもあります。

参考:2019年ファーウェイ問題はどうなる?最新情報をお届け!

 

2019年1月末、アメリカが遂に起訴!!

アメリカが遂にファーウェイと副会長を起訴しましたが、その理由と内容についてはこちらをご参考ください

参考:中国が猛反発!アメリカがファーウェイと副会長を遂に起訴!