ヘッジファンドの意味〜先物・オプション・信用取引・FX〜

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過去最高の影響力を持つヘッジファンドについて整理しました。ヘッジファンドとは?から先物・オプション・信用取引・FXなどの取引はどういったものかをわかりやすく説明!

 

ヘッジファンドとは

色々な人からお金を集めて、株式、債券、為替など様々なものを投資対象としてプロが運用を行うサービス・企業のことです。

ヘッジの意味

ヘッジのスペルは”hedge”で、「損失から避ける防止策」という意味です。

どのやって損失から避けるのか(例)

  • 先物取引で株を買うことで、値下がりによる損失を避ける
  • オプション取引で株を買うことで、値下がりによる損失を避ける
  • 信用取引で株を売ることで、値下がりによる損失を避ける
  • 外貨建て資産を持つことで、円高による損失を避ける(FX)

 

ファンドの意味

投資信託のことです。投資信託とは、色々な人からお金を集めてプロフェッショナルが運用するものです。

 

ヘッジファンドが行う主な取引

先物取引とは

将来の価値を今から決めて、事前に売買するという取引。江戸時代の頃に、日本の大阪で世界で初めて先物取引が行われたと言われています。初めての先物取引は”米”でした。米の価格というのは豊作か不作かによって変わります。しかし、豊作だったら値段が下がってしまい農家が損してしまう。不作だったらで値段が上がってしまい買い手(お客さん)が損してしまいます。これを避ける取引として、豊作か不作かが分かって価格が決まる前に、事前に価格を設定して売買しようという取引が先物取引なのです。

基本的には取引のイメージというと、”何か物を買って、その価値が上がったら、それを売り、買った時の値段と売った時の値段の差が利益”になります。先物取引でも、”3ヶ月後には1000円になっているだろうから、今500円で買っておいて、上がったら売る”という取引ができます。さらに、その反対で”3ヶ月後には1000円になっているだろうから、あらかじめ売る約束だけ取り付けておいて、あとで仕入れる”ということも先物取引では行われます。「買ってから売る」だけでなく、「売る約束をしてから買う」ということができるのです。

 

オプション取引とは

”買う権利(コール)”と”売る権利(プット)”を売買するという取引です。コールとプット、それぞれの権利を買うときには仲介手数料にあたる”権利料(プレミアム)”が発生します。このプレミアムを安く抑えて権利を買い、プレミアムを高くして権利を売ることで差分を利益にするというのがオプション取引です。

 

信用取引とは

持っている資金や株式を担保にして証券会社からお金を借りて投資することです。資金の3倍まで借りることができます。

 

FXとは

証拠金為替取引のことです。海外の国のお金を取引して、その為替損益で利益が得られる取引です。

 

ヘッジファンドの現状

空売りやデリバティブ(先物取引やオプション取引)を中心とした短期取引を行っており、ヘッジファンドが持つ大量の資金によって短期的に取引が行われるので、価格の乱高下が起こります。リーマンショックで大ダメージを受けたヘッジファンドは一時息を潜めていましたが、現在は過去最高にヘッジファンドに資金が流れ込んでいると言われています。そのため、ヘッジファンドがどこに投資をするか、何を売るかによって市場が左右されるほど大きな影響を持っているのです。