死んだ犬が生き返る?韓国のクローン技術の仕組みと料金

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韓国の秀岩生命工学社が提供する死んだ犬をクローンで蘇らせるビジネスが物議を醸しています。仕組みや料金などを紹介していきます。

 

秀岩生命工学社

韓国の秀岩(スアム)生命工学社では、クローン技術を使って死んでしまった犬とそっくりの犬を生み出すというビジネスを展開しています。

クローンできる犬

「生きている犬」か「死後、5日以内の犬」であれば、クローン技術によってその犬と同じ遺伝子情報の犬を生み出すことができるので、見た目や性格などそっくりそのまま再現することができます。

 

クローンの仕組み

クローン技術を使って、犬を生み出すには「クローンで再現したい犬の細胞」と「メスの犬」「代理母として出産するメスの犬」が必要です。

① 「メスの犬」から卵子を取り出す

② 「クローンで再現したい犬の細胞」から遺伝子情報(DNA)を含む細胞核を取り出す、それを①の卵子へ注入

③ ②で作られた受精卵を「代理母として出産するメスの犬」の体内へ移植し、クローン犬を妊娠・出産

 

世界初のクローン犬

世界初のクローン犬である”スナッピー”は、2005年4月に生まれ、2015年5月まで生きました。犬の平均寿命は10〜13年なのでクローン技術で生み出されたといえど、きちんと丈夫に生きることができるということが証明されました。

 

クローン犬を生むための料金

クローン犬を生み出すにはおよそ980万円の料金となります。

 

クローン犬への反対意見

健康状態の不安

クローンで生み出された羊「ドリー」が生まれて早くに死んでしまったというイメージが未だ根強く残っているため、クローンで生み出された生物の健康状態・免疫力などを不安する意見は多いです。

利用される犬

1匹のクローン犬を産むために、卵子を提供する犬や代理母となる犬など複数の犬が利用されることになります。これらの犬をかわいそうと考える意見も多いです。

 

クローン技術の今後

クローンで犬を生み出す技術は、今後”救助犬”や”絶滅危惧種”の生物のために使われていくと言われています。