IR実施法案でカジノ解禁でどうなる?IR・統合型リゾートとはから政府の目的まで紹介

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「IR実施法案」が成立し、日本で禁止されてきたカジノがいよいよ解禁されようとしています。IR(統合型リゾート)とは何か?から強行採決の懸念点(ギャンブル依存症や自己破産)、政府の目的などについて紹介していきます。

 

IR実施法案とは

「統合型リゾート実施法案」のことで、”カジノ法案”とも呼ばれます。

IRって何?

統合型リゾート施設のことです。では、統合型リゾート施設とは何かと言うと、「カジノ」の他にも「国際会議場」「展示場」「ホテル」「ショッピングモール」「レストラン」「映画館」「劇場」「アミューズメントパーク」「温浴施設」「スポーツ施設」など様々な施設が一体となった複合施設のことです。

 

IR実施法案の成立をめぐる懸念点

議論が不十分なのでは?

2018年7月に甚大な被害が出た西日本豪雨の起きている中で、強行的に成立させようとしていることに「議論が不十分である」と反対派(野党)が反発。強行採決に踏み切る与党に対して、内閣不信任決議案を提出するとしています。(2018年7月22日)

ギャンブル依存症が多発するのでは?

週に3回までしか利用できないという制限をすることになっていますが、この実状は1回あたり24時間の利用が可能なため、最大限に利用しようとすると下記のような利用ができてしまいます。

 

月曜日の午後17時から火曜日の午前5時までカジノ

火曜日の午前5時から水曜日の午後5時まで宿泊

水曜日の午後5時から木曜日の午後5時までカジノ

木曜日の午前5時から金曜日の午後5時まで宿泊

金曜日の午後5時から土曜日の午後5時までカジノ

 

一週間のほとんどをカジノに費やすことができてしまうほどのゆるゆるな制限であるわけです。

 

自己破産が多発するのでは?

カジノ施設内で”利息なしで”お金を借りることができるということがわかっていますが、実状は「返済期間内を過ぎた場合は、年利14.6%の延滞金が発生します」。また、貸金業においては年収の3分の1のお金しか借りることができませんが、こういった制限もないと言われています。

 

具体的なことを話さず法案を通そうとする与党側

国会で具体的なカジノの内容については話すことがないまま、法案だけを通そうとする与党ですが、与党側の意見としては「後で、「カジノ管理委員会」で具体的な内容を固めていく」としています。

カジノ管理委員会の人数

カジノ管理委員会は5人のメンバーで構成され、331項目を5人で決めていくとしています。

 

カジノの具体的な内容とは

331項目あります。内容としては基本的な事で、「どんなゲームを置くのか」「どのくらいの数設置するのか」「IR(統合型リゾート)に内におけるカジノの面積の割合」「カジノ施設の中でお金を借りる時の条件」

 

そもそもなぜカジノを作りたいのか

政府としては経済効果の試算を出すことなしに「世界中から観光客を集めたい」という狙いでカジノを作ろうとしています。

 

カジノで得た利益のおよそ7割は事業者へ

カジノというリゾート施設を作ることで世界中から観光客を集めて日本経済を潤わしていこうとする政府ですが、実際にはカジノで得た利益のおよそ7割はカジノでのサービスを提供する海外の事業者に持っていかれてしまうのです。

 

カジノは大阪の夢洲に建設される!?

カジノを含むIR(統合型リゾート)の建設候補地として有力視されている大阪府の夢洲(ゆめしま)ですが、ここは梅田から車で13km(約30分)の場所に位置する人口島です。