2019年ファーウェイ問題はどうなる?新年の挨拶をiPhoneから送信!?ポーランドで幹部が逮捕、中国によるカナダへの報復、麻薬密輸で死刑判決など最新情報をお届け!
ファーウェイは新年の挨拶をiPhoneから送信!?
ファーウェイのTwitterの公式アカウントの投稿がなんと”ファーウェイ製のスマホ”ではなく、”iPhone”から送信されていることが判明してしまいました。投稿した人もまさかTwitterにこんな機能があるなんて知らなかったのでしょうね、、、
ポーランドでファーウェイ幹部が逮捕!
ポーランドの治安当局は、ファーウェイのポーランド支社で販売を担当していた中国人幹部と、元治安当局職員のポーランド人を”スパイ容疑”で逮捕しました。二人は共に容疑を否認しています。
日本でも3大キャリアが販売停止!
au、docomo、ソフトバンクの日本の3大キャリアもファーウェイ製品の販売を停止していますが、電気屋さんなどを覗いていろいろ商品を見てみるといまだにルーターなどスマホ以外の製品はファーウェイ製のものが販売されているのが現状です。
中国によるカナダへの報復①
カナダ当局がアメリカからの要請を受け、ファーウェイの副会長を務める孟晩舟(モウバンシュウ)を逮捕しました。これを受けて、中国は”中国国家の安全に危害を及ぼす活動をした”として、カナダ人の「マイケル・コブリグ」「マイケル・スパバ」の二人を拘束しました。これは中国側のカナダへの報復と見られています。
マイケル・コブリグ氏は何をやっている人?
マイケル・コブリグは元カナダ外交官で「国際危機グループ(ICG)」に所属している人物です。国際危機グループ(ICG)はシンクタンク、つまり依頼を受けて経済予測やマーケット調査を実施する団体で、マイケル・コブリグは北東アジアを担当していました。中国側は、このマイケル・コブリグが所属する国際危機グループ(ICG)が中国にて団体登録されていないため、「海外NGO国内活動管理法に違反する」としてマイケル・コブリグを拘束するまでに至りました。
マイケル・スパバ氏は何をやっている人?
マイケル・スパバは北朝鮮と交流事業を行う団体の責任者です。
中国によるカナダへの報復②
麻薬の密輸容疑で逮捕していたカナダ人に死刑判決が下されました。このカナダ人は第一審では、懲役15年だったのにも関わらず、第二審では死刑判決が下されたため、ファーウェイ副会長逮捕を受けての中国側のカナダへの報復と見ている方も多いです。
アメリカ・カナダで中国渡航の注意喚起
中国側の報復行為とも見れる行動を受けて、アメリカとカナダは「中国に渡航する際には十分に気をつけるように」という注意喚起が出されました。今後はポーランドも報復の対象となる可能性があると言えます。
2019年1月末、アメリカが遂に起訴!!
アメリカが遂にファーウェイと副会長を起訴しましたが、その理由と内容についてはこちらをご参考ください
参考:中国が猛反発!アメリカがファーウェイと副会長を遂に起訴!